肩こり

肩こりと頚肩腕症候群

頚部,肩,上肢に疼痛,しびれ,凝り,冷感などの自覚症状が出現する症候群で、定型的な症状がないのが特徴です。

肩こりとストレス

肩こりは、時によっては誰にでも起こり得るものです。しかし、慢性的に肩こりに悩んでいる場合は、ストレスが原因になっている場合が多くみられます。ストレスは体の違和感を敏感に感じ、これにとらわれている状態だと言えますが、この違和感を感じる部分が、肩や首の凝りの場合が多いのです。

肩こりと抗うつ薬

肩こりに抗うつ薬であるSSRIを使用すると副作用もなく安全に痛みが取れることが多いようです。 従来は整形外科などで筋弛緩作用のある抗不安薬が処方されることが多かったのですが、SSRIの方が眠気などの副作用も少なく良いようです。

肩こりの治療

肩こりの痛みは難治性で、社会生活を妨げる原因の一つになっています。東京クリニックでは感覚異常の一つであるHyperalgesia(痛覚域値が低下している状態)に選択的セロトニン再取り込み阻害剤(Selectiveserotonin reuptake inhibitor; SSRI)を試しました。 痛みを抑制する内因性の機構としてはオピオイド、ノルアドレナリンと並んでセロトニンがあります。セロトニンは痛みを抑制する伝達物質です。選択的セロトニン再取り込み阻害剤は細胞外のセロトニン濃度を上昇させることによって、この痛みのシグナルの下向性抑制系を賦活化する作用があります。このようにSSRIやセロトニンレセプターアゴニストを服用すると肩こりの痛みが抑制されました。
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