社会不安障害 SAD ひきこもり 対人恐怖症

社会不安障害(Social Anxiety Disorder: SAD エスエーディー)とは

  • 会議などで発表したり、意見を言ったりする
  • 人前で電話をかける
  • 権威ある人(学校の先生や職場の上司)や良く知らない人と話をする
  • 多くの人の前で話したり、歌を歌ったりする

このような状況に自分が置かれたり、想像したとき、普通の人よりも「強い不安」を感じたり、それらの状況を「避ける」ことにより、毎日の生活や仕事に支障をきたしてしまう病気です。他人に悪い評価を受けることや、人目を浴びる行動への不安により強い苦痛を感じ、次第にそうした場面を避けるようになり、日常生活に支障をきたすことを、社会不安障害(SAD:Social Anxiety Disorder)といいます。

社会不安障害(SAD)の傾向

SADは、比較的若いうちから発症する病気で10代半ばから発症するケースが多いとされています。症状が慢性化してくると、「うつ病」や「パニック障害」等、別の精神疾患の合併が問題となります。

社会不安障害(SAD)の原因

脳内にあるセロトニン等の神経伝達物質がSADの発症に関わっているのではないかと考えられています。 脳にはおよそ140億個もの神経細胞があり、それらの神経細胞は、神経伝達物質の制御を受けることで、協調して働き、脳全体の機能を調節しています。セロトニンとドーパミンもそうした神経伝達物質の一つですが、そのバランスが崩れてしまうことが、SADを発症させる原因ではないかと考えられています。

社会恐怖 対人恐怖

社会恐怖の症状は様々で人と接することを恐れる対人恐怖が最も多く、その中でも対人緊張といわれる1:1で人と接する際の緊張が多いとされています。次に多いのが人前で字を書く時に手が震えたりこわばったり、あるいはお客さんにお茶を出す際に湯のみを出す手が震えてしまうといった書座・手の震えです。また人前に出てスピーチをしたり、電話で話すことの恐怖や、自分の視線が人の嫌な感じを与えるのではないかという恐怖、また他人の視線が気になって仕方ないなど視線恐怖があげられます。

受診は快適に生活するためのひとつの手段

これらの疾患の有病率は比較的高頻度で人口の数%から約10%程度ではないかと考えられています。しかし頻度の割には受診率が低く多くの人が疾患とは気が付かず、気付いても医療機関を受診せず症状を耐え忍んでいる場合が多いようです。

ひきこもりとは

ひきこもりとは社会恐怖のうちのひとつで対人恐怖といわれていたものです。多くの人は初対面の人と話すのに気恥ずかしさを感じたり、大勢の人の前に出るとあがってしまう症状があります。これを社会不安といい特に病的なことではありません。しかし社会不安が過剰になり社会生活に深刻な支障が出る様になると治療を必要とします。例えば人前で話をすることがあまりにも苦痛で会社を辞めようと悩んだり、人と接することを恐れて殆ど家に閉じこもった生活を送るといった状態になると治療を受けたほうが良いでしょう。

東京クリニックの社会不安障害 ひきこもり 対人恐怖症治療

この病気の原因は脳内の神経伝達物質セロトニンやドーパミンの機能に関係していると考えられています。セロトニンはココロの作用に大きく関わっていて、セロトニンの量が少ないと不安を感じやすく、逆に多い人は不安を感じ難くなります。薬物療法としては三環系抗うつ薬または選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)が有効で、他の治療法として精神療法、認知行動療法などが有効です。

治療目標

東京クリニックでは社会不安障害・ひきこもり・対人恐怖・社会恐怖の治療目標として一般的な社会生活が営め再発しないことを治療の完治としています。一般的にその効果は1ヶ月目で出てくると考えています。
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