アルコール依存症

アルコール依存症とは

アルコール依存症とはアルコールを長く飲酒することによって習慣性が生じ、自ら飲酒のコントロールができない状態になり、次第に心身や社会問題が出現する病気をいいます。アルコール依存症は否認の病と言われており、病状があるにも関わらず本人が病気にかかっていることにまったく気づいておらず、病気自体を否認しやすいのが実状です。アルコールが原因で肝臓を悪くすることがありますが、その場合内科で治療を受け肝臓が元の状態に戻ればそれで病気が治ったと考えがちです。しかし肝臓を悪くするような飲酒の仕方をしているならばその根本であるアルコールの摂取自体を問題にしなければならないのです。ところがアルコール依存症者はアルコールが身体に悪いとわかっていても辞めることができず何度も肝臓の障害を繰り返します。自分では辞めなくてはと思っていても辞められないという飲酒は明らかに病的なものといえ、根本からの治療が必要です。

東京クリニックのアルコール依存症治療

アルコール依存症の治療は薬物治療、精神療法、家族療法などを駆使して行なっていかなければならない病気です。アルコール依存症は家族や周囲の人がアルコールに問題を感じても当事者のアルコール依存者は問題や病気を認識していないことが多いのですから自らが病院へ足を運ぶケースは滅多にありません。このような現状において周囲がどのように対処していけばいいのか考えることが治療の第一歩となります。

薬物療法

アルコール依存症の薬物療法では抗酒剤を使います。典型的なアルコール依存者は毎日飲んでいるアルコールを止めることができず、いったん止められたとしてもまた強い飲酒要求が生じ再び飲酒することになります。抗酒剤はこうした飲酒パターンの悪循環を断ち切るために使われます。この薬を服用した後アルコールを摂取すると、薬とアルコールが反応を起こし大量飲酒したのと同じ症状が現れます。抗酒剤は一時的にアルコールに対して非常に弱い体質を作る作用があり、顔が赤くなる、頭痛、吐き気などの不快感がでてきます。アルコールが強く沢山飲めてしまう人にこれらのアルコールに対する反応を起こし、アルコールを飲めなくするわけです。しかしこの薬を服用したからといってアルコールが完全に嫌いになったり、アルコール依存症がすべて治るわけではありません。アルコールを飲むと痛い思いをするというところから飲酒をせずに過ごせる時間を作ることに有効です。

抗酒剤

抗酒剤には水薬であるシアナマイドと粉薬であるノックビンの二種類があります。どちらも一日一回服用すればその効果が生じてきます。東京クリニックではこれらの抗酒剤をはじめ、様々な角度から検討を重ね確実に効果を出すよう治療を進めています。
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