ADD/ADHD

ADD/ADHDとは

ADD注意欠陥障害

ADHD注意欠陥多動性障害

(ADHD=Attention- Deficit/Hyperactivity Disorder)という言葉をよく耳にするようになりました。衝動的で落ち着きがなく、授業中も着席することができずに動きまわったり、常に身体を動かしている、先生に呼びかけられても気づかなかったりする子供がクラスに1人くらいはいるものです。このような児童がADHDと呼ばれており、日本でもその行動特性のためにメディアでも多く取り上げられるようになり、ADHD関連の本もたくさん出版されるようになりました。学校などでしつけがなってない子、わがままな子というレッテルを貼られ誤解をされたまま悩んでる方も多くいるのが現状です。現在ではADHDも多動性を伴うことも伴わないこともあると基準が変わり、Diagnosticand Statistical Manual of Mental Disorders, Fourth Edition(DSM-IV)に準じ、障害の本質の見方は,従来の身体的多動という観点から変化しています。ADD/ADHDは子供だけに見られる障害ではなくその中の数パーセントは大人のADD/ADHDであるといわれています。
ADD/ADHDの特徴
米国精神医学会の精神疾患の診断・統計マニュアルによる診断基準

大人のADD/ADHD

大人の場合は注意の持続に困難があったり、細かいところまで注意が行き届かない、仕事や家庭でのケアレスミスや物忘れが多い等が症状です。だらしない、生理整頓ができない、物をよく無くすといった症状が頻繁に見られる場合にはADD/ADHDの可能性があります。
大人のADD/ADHDの判断基準

ADD/ADHDの原因

原因は生まれつきの脳の発達の問題であると考えられていますがADD/ADHDは医学的な検査などで診断ができにくいもので、あくまで行動を見て診断していきます。100人のうち3,4人はADD/ADHDといわれますが、低出生体重、てんかん、頭部外傷などが関連していることがあります。
ADD/ADHDの特徴
米国精神医学会の精神疾患の診断・統計マニュアルによる診断基準
大人のADD/ADHDの判断基準
ADD/ADHDと似ている症状
ADD/ADHDの治療

東京クリニックのADD/ADHD治療

薬物治療

ADD/ADHDの治療
最近ADD/ADHDの治療でもっともよく使用されるのが中枢刺激剤と呼ばれるタイプの薬で主成分が塩酸メチルフェニデートであるリタリンです。70〜80%の人に効果がでるといわれていす。ADD/ADHDでは抑制系を司る前頭葉の機能不全があるといわれますが中枢刺激剤は抑制系を刺激する作用をもっていますので中枢神経を刺激することによって情報フィルター機能を高め一つのひとつの事に集中し、気を散らさずに打ち込めるようになるのです。またセロトニンの再取り込みを阻止することで効果を発揮するSSRIというものがあります。これは2次障害でもあるうつ状態や不安に有効であるといわれており併用して服用するのも効果的です。

親子の関係と治療方針

児童の場合ある程度の学齢期になると教育者の指導力不足と判断されることもあり、子供を心配する余り保護者は子供の教育に熱中し叱責したり厳しくしつけようとします。しかしあまり状況が好転しない為、今度は保護者の方がノイローゼになったり、お互いの不信感をつのらせることにもなります。ここで理解しなければいけないのは、子供がこういった状態にあるのは教育やしつけのせいではないということです。うちの子はなぜみんなと同じことができないんだろう、もっと厳しくしつけなくてはといった指導を続けると逆効果になることがしばしばです。まずは正しく理解することに努めどういう対応がよいのかを考えていくことが大切です。つまり、子供が持っている力や優しい笑顔を見失うことなく根気よく接することが解決への一歩なのです。

精神治療の考え方

まずはADD/ADHDというものについて詳しく知る必要があります。ADD/ADHDと一生付き合ってゆく為には自分自身に対する評価を落とさず向上心を持ちつづけることです。基本的な治療法としては自分の特異な性質への理解を深め、トラウマやうつに対する精神療法が主になります。また出来ないこと、やろうとしても頑張れないことに叱責され続けていると達成感、成就感がないために意欲がなくなっていたり、自分は何をやってもダメだと自己否定しています。本人にとってまず必要なのは劣等感ではなく自信や希望を抱くことです。そして少しづつ社会に適応していけばいいのです。
ADD/ADHDと似ている症状
ADD/ADHD
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