チック

チックとは

チックとは、細かく素早い動きなどが、本人の意思とは無関係に繰り返しおこってしまうものをいいます。本人は意識してやっているわけではなく、止めようと思っても止まりません。

チックの症状

  • 瞬きを繰り返す
  • 肩をぴくっと動かす
  • 頭を振る
  • 口を曲げる
  • 顔をしかめる
  • 鼻をならす
など、チックは、時に多種多様な形態をとることがあります。また、ため息や、咳払い、うなるなどの声を出すチックもあります。

チックのメカニズム

チックの詳しいメカニズムは、まだよくわかっていない事が多いのですが、ドーパミンの過剰活動やセロトニン、脳の基底部組織である脳幹神経節という領域が運動や知覚機能への影響を及ぼしていると言われています。これらは従来言われてきたような、厳しいしつけや親の愛情不足といった心理的原因ではなく、生物学的原因にあたります。また、トゥレット症候群の家系ではチックの出現頻度が高いことから、遺伝的要因も考えられ、現在では常染色体優性遺伝ではないかという説も有力視されています。

チックの治療

チックの治療には、薬物療法の有効性が非常に高く、症状が重い場合には抗ドーパミン作用のあるハロペリドール(セレネース)やピモジド、クロニジンを使用します。ハロペリドールは著しい効果が見られますが、一人一人によって至適量が異なり、過鎮静や抑うつなどの副作用を引き起こす可能性もあるので初めは少量から開始し、徐々に増量していきます。
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