不登校

最近の傾向

物質的には豊かになった反面、精神的にはストレスの強い、精神的失調を来しやすい現代社会の中で小学生・中学生の不登校や心の問題はますます多様化し日常化しています。最近の不登校の傾向は、「不登校のみで困っている」というよりは、他の身体症状が出ていたり、非行などを合併しているのが特徴です。不登校はわが国の小・中学生の間で増加しつづけており、近年の文部科学省の発表では、おおむね全国小学生の0・3%、同じく中学生の2・5%ほどにみられるとされています。

強い葛藤

不登校とは、学校のことが気になってたまらない強い葛藤をもちながら、登校できずにいる状態を意味しています。この強い葛藤は外側からはっきりわかるような悩みや苦しみだけを指しているわけではなく、いつもは平気な顔をして家庭にとどまっている子供が、学校への出席を迫られたときだけ葛藤をあらわに示すという場合が多いようです。

親の失望

極端に過干渉な大人との関係の中で、直接の反抗ではなく、大人の期待に反して失望させることが唯一の自己主張や反抗の手段になってしまっている子供が、不登校をそうした大人を失望させる手段として選択している場合もあります。

不登校の原因

不登校の原因の第一位は友人関係です。そのほか、教師の対応や親の姿勢などが原因の場合もありますが友人関連がなんといっても群を抜いて多いことが一般的です。また進学を迎えている場合は学業に対するストレスが多いようですが、それは本人だけの問題ではなく、親の期待や、過干渉も見受けられます。

合併する主な身体症状

症状の主なものは、過敏性腸症候群と呼ばれる腹痛・下痢であったり、起立性調節障害と呼ばれるめまい・朝起きられないといった、いわゆる心身症です。
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