対人関係のトラブルやストレス

トラブルの発端

何らかのストレスがかかっている状態で、個人や組織との間に意見や価値の相違を感じた場合、自我に対立が生じ、これまでのように、無条件に他人や組織の言動を受け入れることができなくなります。

ストレス

そうした場合、他人や組織に反発を感じ、言葉や態度に敏感に反応し必要以上にストレスを感じたり攻撃的になることがあります。それとは逆に、他人や組織の言うことをまったく聞こうとせず、無視することもあります。他人の言うことなど自分には価値がないものと切り捨てることで、自己の存在を守ろうとしてしているのです。

対人関係とは

なにを言われても納得できないこともそれほどほどめずらしいことではありません。このような場合は、自己の存在と他人や組織を肯定的に認められるようになることが必要ですが、そのためには良好な人間関係を維持できることが前提になります。

適切な対人距離

集団のなかで自己の存在を意識し適切な対人距離をとれるようになることが重要です。対人距離がうまくとれず、集団のなかで孤立したり、逆に他者に同調し過ぎて自分を見失ったりすると、自我が激しく傷つけられます。その結果、他者との関係を続けることに苦痛や恐怖を感じ、自我を傷つける他者との交流を避け、自分ひとりの世界に閉じこもるようになっていきます。

改善しない場合

適切な対人関係のとり方が出来ない場合は、自分だけのカで改善することは難しい事が多く、他者を非難し続けることで関係を維持するか、他者との関係を絶ち、孤立するかになりがちです。他者との交流により、自己愛が傷つけられることを避け、ひきこもることで自己愛を満足させるのです。この状態がエスカレートし、他者との関わりが改善しないようなときは注意が必要です。

医学的側面

イライラが抑えられず友人と衝突しトラブルをおこしやすくなる場合に考えられるのは脳内から分泌されているセロトニンという物質が低下していると考えられます。セロトニンとは、脳内の神経伝達物質のひとつです。突然暴れ出したり、過剰におびえたりする人は、「幸せ」「癒し」のセロトニンの分泌の少ないことが色々な実験で確認されています。セロトニンはノルアドレナリンやドーパミンを調節する役割を持っていますから、この分泌が少ないと他人とのトラブルが増えたりストレスを感じやすくなります。脳内から分泌される物質のバランスを保つことはとても大事なことです。

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