皮脂欠乏性湿疹、乾皮症、乾燥肌

皮脂欠乏性湿疹とは

乾皮症は皮膚の乾燥した状態、すなわち魚鱗癬のような先天的因子もあるが、多くは季節、加齢、生活環境などの要素によって、皮膚への水分・皮脂の補給が低下したり、皮表からの水分の消失が増加し、角層が乾燥するために生じる。特に加齢に加え、乾燥した冬季では、角層の水分保持能力の低下が増強し、一層症状は増悪する。老人性乾皮症は中年以降、下腿、腰殿部、前腕などに好発する。まず皮膚は乾燥し、表面に粃糠様落屑を伴う。乾燥および加齢は痒み閾値を低下させるため、温度・湿度の差、摩擦などごく軽度の刺激で痒みを自覚する。掻破によって、丘疹・漿液性丘疹、びらん、痂皮を伴った皮脂欠乏性皮膚炎の状態になる。特に下腿で湿疹病変は顕著になりやすい。

皮脂欠乏性湿疹の治療

(1)軽症の場合
保湿剤(尿素入り)外用

(2)尿素が合わない場合
ヘパリン類似物質外用

(3)さらに両者が合わない場合
白色ワセリン、プロペトを使用

(4)湿疹反応が見られる場合
ステロイド剤外用

(5)かゆみが強い場合
抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤内用
東京クリニック 皮膚科
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