毛虫皮膚炎、毒蛾皮膚炎

毛虫皮膚炎とは

毛虫や毒蛾などの刺咬によって生ずる皮膚反応である。赤色丘疹が一般的であるが(皮疹形態上、急性痒疹に属する)、水疱を形成したり、強い腫脹を伴ったり、時にはアナフィラキシーショックを起こすものまであり、症状の程度はさまざまである。
ストロフルスは、夏期、小児の体幹・四肢に非常に痒い丘疹、水疱、膨疹が多発する疾患であり、数週間から数か月続く。その本態は虫刺されであることが多い。通常見かける虫刺されより皮膚症状が強く、また長引くので、臨床的にストロフルスという病名は便利ではある。しかし本質的にはやはり虫刺されであって、この診断名は現在あまり使用されなくなっている。
痒疹は、痒みの強い多発する丘疹、結節であり、急性痒疹、亜急性痒疹、慢性痒疹、結節性痒疹に細分類される。急性痒疹のほとんどは虫刺されであり、したがってストロフルスもこれに含まれる。亜急性痒疹と慢性痒疹の違いは専門家の間でも必ずしも意見の一致をみない。慢性痒疹は腹周囲を中心に出現することが多く、年余にわたって出没を繰り返す。個疹が大きめでしこりが強く角化傾向のある場合は結節性痒疹と呼ぶ。アトピー性皮膚炎の皮疹が痒疹形態をとったり、また色素性痒疹などの特殊な痒疹もある。

毛虫皮膚炎の治療

(1)軽症の場合
軽いステロイド剤外用

(2)中等症以上の場合
中等度以上のステロイド剤を外用
抗アレルギー剤(抗ヒスタミン剤)内服

(3)重症の場合

短期間のステロイド剤内服
東京クリニック 皮膚科
東京クリニック東京クリニック